欢迎访问一站出版网! 请登录 免费注册
400-6677-036 全 国 免 费 咨 询 热 线
日汉动词构式的认知对比研究
点赞
由中联华文组织出版,合同编号:zlhw2012-212

作者单位:大连外国语学院

出版时间:2012年9月第1版第1次

本书概述:本书以认知语言学和构式语法为分析的理论框架,从表示因果关系的事件结构与语言结构对应关系的角度对日语有关自动词、他动词的各种句式进行了深入、细致而系统的考察。从认知观点探讨了日语各种动词句式的生成机制和

作者姓名: 姚艳玲

出版社: 中央编译出版社

订购电话:400-6677-036

优惠活动:出书作者购书享受65%折优惠。

购书服务:满59免运费 : 由一站出版服务网发货,并提供售后服务。6:00前完成下单,预计5天可送达

图书定价:42

书稿详情 稿件目录 样章赏析 图书评价

内容简介

本书以认知语言学和构式语法为分析的理论框架,从表示因果关系的事件结构与语言结构对应关系的角度对日语有关自动词、他动词的各种句式进行了深入、细致而系统的考察。从认知观点探讨了日语各种动词句式的生成机制和句法、语义特征,对日语有关自・他动词句式和语义不对应的诸个例外现象作出了新的合理的解释。本书提出了日语和汉语“因果关系”语言化的认知模型,为描写和解释日汉自・他动词及相关句式的语义和认知特点提供了一个统一的原则。本书对于促进日语语言与教学研究的深化,对于提高中国人日语学习与教学的效率,推进日汉语言对比研究,在理论和实践上都具有很好的价值。


作者简介

姚艳玲 1971年生,现为大连外国语学院副教授。2006年毕业于日本九州大学研究生院日本社会文化专业。先后获得硕士(比较社会文化)、博士(比较社会文化)学位。2007年4月至2009年3月期间曾在日本东海大学任职。主要研究方向为日语语言学及认知语言学。在国内外学术期刊上发表关于日语语言、日汉语言对比、日本语教育学等领域的论文20余篇。其中,主要代表性论文有:

 ①「有対自動詞による無標可能文の成立条件―<可能>の意味合成のメカニズム―」『日本語教育』128号,2006。

 ②「日本語のヲ格名詞句を伴う自動詞構文の成立条件―認知言語学的観点からのアプローチ」『日本語文法』7巻1号,2007。

 ③「<不可能>の言語化に関する日中両語の対照研究」『日本語と中国語の可能表現』白帝社,2008。

 ④〈日语非生物主语句的认知研究〉《外语与外语教学》2011年第3期。


稿件目录

第1章 序論

1.1 本研究の目的

1.2 本研究の理論的枠組み

 1.2.1 事態認知モデル

 1.2.2 プロトタイプ理論

 1.2.3 スキーマ理論

1.3 本研究の概要

第2章 日本語の変化他動詞文のカテゴリー化:中国語の“把”構文との対照を通して

2.1 はじめに

2.2 日本語の変化他動詞文

 2.2.1 先行研究

 2.2.2 変化他動詞文のプロトタイプ

 2.2.3 統語的構造

 2.2.4 意味的構造

 2.2.5 変化他動詞文の拡張ネットワーク

2.3 中国語の“把”構文

 2.3.1 先行研究

 2.3.2 “把”構文のプロトタイプ

 2.3.3 統語的構造

 2.3.4 意味的構造

 2.3.5 “把”構文の拡張ネットワーク

2.4 日中両語の変化他動詞文の拡張の仕方の違い

2.5 「非意図的他動詞文」における日中両語の対照

 2.5.1 先行研究

 2.5.2 「非意図的他動詞文」における拡張の仕方

 2.5.3 日中両語における「非意図的事象」を表す形式の対応様相

2.6 本章のまとめ

第3章 日本語の無生物主語他動詞文成立のメカニズム:中国語との対照を通して

3.1 はじめに

3.2 先行研究の概観と本研究の立場

3.3 本研究の考察範囲

3.4 無生物主語文における意味的拡張の仕組み

3.5 無生物主語文における日中対応の様相

 3.5.1 日本語の無生物主語文に対応する中国語の表現形式

 3.5.2 中国語の無生物主語文に対応する日本語の表現形式

3.6 本章のまとめ

第4章 日本語の変化自動詞文における言語化のメカニズム:中国語の変化自動詞文との対照を通して

4.1 はじめに

4.2 先行研究と本研究の立場

 4.2.1 影山(1996,2000,2001,2002)

 4.2.2 本研究の立場

4.3 日本語の変化自動詞の特徴

 4.3.1 形態的特徴

 4.3.2 意味的特徴

 4.3.3 意味的派生

4.4 中国語の変化自動詞の特徴

 4.4.1 事態認知モデルによる中国語自動詞の捉え方

 4.4.2 形態的特徴

 4.4.3 統語的特徴

 4.4.4 意味的特徴

4.5 日本語の変化自動詞に対応する中国語の表現形式

 4.5.1 自発的な変化を表す場合

 4.5.2 非自律的な変化を表す場合

4.6 中国語の変化自動詞に対応する日本語の表現形式

4.7 本章のまとめ

……


查看更多>
样章赏析


第1章 序論

1.1 本研究の目的

日本語では因果性が係わる事態の言語化において、(1)のような典型的他動詞構文や(2)のような典型的自動詞構文が用いられる。しかし一方,典型的形式のパターンから逸脱した,他動詞·自動詞らしさに欠けた他動詞·自動詞構文も存在する。例えば,(3)のような非意図的他動詞文,(4)のような自動詞による無標識の可能文,(5)のような意味的に自動詞でありながらヲ格名詞句を伴う自動詞文などである。

(1)a. 太郎がグラスを割る。

b. 子供がおもちゃを壊す。

c.猟師が熊を殺す。

(山梨1995:239)

(2)a. グラスが割れる。

b. おもちゃが壊れる。

c.熊が死ぬ。

(3)子供がお金をなくす。(山梨1995:240)

(4)いくら押しても窓が開かない。(ヤコブセン1989:240)

(5)a. 一郎は選手生活を終わった。

b.一郎が勝手に座席を替わった。

c.子供が横断歩道を渡る。

(須賀1981(須賀·早津1995所収):123~132)

このような「形式と意味の非対応現象」は日本語を第二言語として学ぶ学習者にとって学習の妨げとなりうるものであり,特に日本語と異なる言語化のメカニズムをもつ中国語母語話者にとっては習得困難点である。本研究はこれまで十分に解明されてこなかった日本語における自動詞·他動詞構文の「形式と意味の非対応現象」に包括的な説明を与え,自動詞·他動詞構文の言語化のメカニズムにおける中国語との相違を提示し,日本語と日本語教育研究に資することである。

本研究は認知言語学の理論を分析の枠組みとしている。これらの構文の成立要因を認知言語学的観点から明らかにしたことによって,日本語学習者により自然で,洞察的な方法で自動詞·他動詞構文を学習する指針を与えると考える。また中国語との対照で日中両語の同一事態に対する捉え方の違いを明らかにしたことによって,中国語を母語とする学習者に中国語との相違を理解する手助けを与えるものと考える。

1.2 本研究の理論的枠組み

日本語における周辺的自他動詞構文の拡張する動機付け,及び日中両語における自動詞·他動詞構文の言語化の相違を説明するために,どのレベルでの対応関係を掘り起せば,その異同を見極めることができるのだろうか。本研究では認知文法の基本的理論を分析の基盤にしている。

西村(1998:112)によれば認知文法を他の多くの理論から区別する大きな特徴はその文法観にあるといえる。認知文法では,文法的な知識の単位は形式と意味との組み合わせ——一種の記号——であると考えている。すなわち,文法を構成する単位はそれぞれ特定の意味をもつと考えるのである。本研究の対象である自動詞·他動詞構文との関連で言えば,これらの構文が示す文法的な振る舞いはすべてこれらの構文に特有の意味との関連で説明されるということになる。言語表現の意味は,記述対象である客観的なものや事態そのものから一義的に決まるのではなく,そのものや事態がどのように(たとえば,どういう視点から,どこに着目して,何との関連で)捉えられているかという要因を慣習的に組み込んでいると考えているのである西村(1998:113)。すなわち,異なる言語の文法構造の相違は意味上の差異を反映しており,この意味上の差異は捉え方の対立に起因するのだと捉えるものである。

このような認知文法論的観点からみれば,本研究のテーマである自動詞·他動詞構文が記述対象としての事態に対するいかなる捉え方を表しているかが決定的に重要な役割を果たすということになるため,日中両語の自動詞·他動詞構文を比較対照する際に,両言語の文法構造上の相違はどのように意味構造上の差異に対応しているのかが分析の主眼となると考える。これによって,他動性·自動性が係わる同一事態に対する日中両語の捉え方の違いが明らかになると思われる。

以下,認知文法の基本的な概念と理論を概述する。

1.2.1 事態認知モデル

他動性·自動性の問題は日常言語の事態認知と係わっている。認知言語学では外部世界の事態を,事態に係わる参与者間の相互作用として理想化し捉え,認知モデルによって端的に表している(代表的にはCroft(1990)による causal chainや Lanagcker(1990)による billiard-ball model,あるいは action chainといったモデルが挙げられる。山梨1995:252,谷口2005:120参照)。

(6)(=1)a.太郎がグラスを割る。

b.子供がおもちゃを壊す。

c.猟師が熊を殺す。(山梨1995:239)

(6)の典型的他動詞文が反映する事態関係は認知モデルによって表示すると図1のようになる。

(6)の事態変化(「グラスが割れる」「おもちゃが壊れる」「熊が死ぬ」)はある存在からほかの存在への力の推移によって規定される。図1は動作主(「太郎」「子供」「猟師」)がある手段によってある行為を行った結果,対象(「グラス」「おもちゃ」「熊」)に状態変化(「(グラスが)割れる」「(おもちゃが)壊れる」「(熊が)死ぬ」)が引き起こされるという事態認識のパターンを示している。

一番目のサークルは状態変化を引き起こす存在を示し,二重の矢印は状態変化を引き起こす存在の力の推移を示す。二重の矢印の向けられるサークルは動作·行為の及ぼす対象であり,それにつづく矢印は対象における変化の過程を示し,その結果状態は破線の矢印が加わるサークルによって示される。

また(7)のような典型的自動詞文は次の図2のように表示できる。

……


查看更多>
其他推荐
先出书后付款 费用低至极致 由专人全程负责 足不出户出作品
看过本书稿的人还看了 换一批
服务保障
先出书后付款 费用低至极致 由专人全程负责 足不出户出作品
更多
  • 专人对接
    专人与您无缝对接,信息沟通无障碍,及时解答作者关心的问题
  • 贴心服务
    出版费用不仅可以先出书后付款,而且还可以分期付款。
  • 多重服务
    代发稿费、代理发行、授权组稿、版权维权、知识产权法律援助
  • 到门服务
    书稿往来由顺丰快递送达,我方结算。货运图书时,物流公司送书上门。
  • 跟踪服务
    图书出版后,2年内出现图书掉页、装订开胶,无理由重印。
  • 援助服务
    遇到版权纠纷时,提供法律援助。如遇到赔偿,返还部分出版费。
  • 责任保障
    可享受一站出版网责任保障体系优先赔付,出版费差价3倍赔付。
  • 开具发票
    纳税是企业的义务。开具的发票都可在北京市税务局网站上可查询。
  • 免费仓储
    如果作者包销图书时,一站出版网免费为作者提供一条龙图书分销服务。
客户评价
先出书后付款 费用低至极致 由专人全程负责 足不出户出作品
为该书打分
还能输入500字
% 好评率
好评
中评
差评
  • 领先行业

    团结协作 资源共享

  • 后付费用

    先出书,后付款

  • 多重保障

    多重服务 专人对接

  • 一站式服务

    平台保障 先行赔付

扫一扫 关注出版服务网微信

400-6677-036
周一至周日 9:00-18:00
(仅收市话费)